〜北海道〜 イチャンコッペ・アポイ岳
2005.8.25〜9.1
〜プロローグ〜
5年毎のパートナーの同窓会。 たまたま東京にいた私も、便乗した。 暇な私は、一足先に北海道到着。 まずは、以前北薩で、バトミントン仲間の友達がいる、岩内の共和町へ。 昔、胴の精錬所があったそうで、大きな煙突が見える。 岩内の居酒屋さん、神恵内のお寿司屋さん、新鮮な海の幸を沢山ご馳走になった! 友人家族は、もともと共和の出身。ご実家もこの道路の両脇。娘さんも息子さんも就職が決まり、おじいちゃんおばあちゃんたちとも、「よかったですねぇ」と、話してきた。 |
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札幌に着くと、パートナーがすでに鹿児島から来ていた。 いちおう、今回の旅の主役! 本人の希望で、以前の学び舎を訪ね、記念撮影! |
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同窓会は、会員の一人がやっている、居酒屋で。 開業されている方はともかく、お役人が多いので、定年後の話題が中心。 次の会は、リタイヤ組みがほとんどになりそうだ。 |
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〜イチャンコッペ〜 | |
*支寒内からの樽前・風不死は、残雪期に登ったもの。夏は登れないかもしれません! |
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支笏湖の周りには、沢山の山がある。 恵庭岳、タップコップ、風不死岳、樽前山、紋別岳、イチャンコッペ・・・。 学生時代、支笏湖にある学生寮に入り浸っていたが、タップコップと、イチャンコッペは登ってない。 タップコップは、どうやら、支笏湖側からの道はないらしい。 イチャンコッペは、昔はなかった道が最近できたらしい。 |
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最初は、登りはきついものの、ルートがしっかりしている。 が、そのうち、笹こぎで登る道が続く。 |
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それでも、45分ほどで、向こうに反射板が見えてくる。 でも、あれは、山頂ではないという。 しかしあそこまで行けば、展望はよさそう・・・と、元気がわいてくる。 |
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反射板からは、支笏湖が見え、横の恵庭岳、向かいの樽前、風不死が見えるが、山頂はまだ先。 しかし、笹ももうあまり丈が高くないし、アップダウンもそれほどないので、大してかからないだろう・・・と、歩く。 |
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40分ほどで、山頂。 恵庭は反射板で見るより遠くなったが、 樽前、風不死が正面!! |
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樽前のドームが、風不死と重ならず見えるのが嬉しい。 |
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〜アポイ岳〜 | |
秋のアポイは、今回始めて。 ただ、天気が下り坂だというので、朝4時起きで登頂開始。 今年は、熊が多いそうで、アポイでも、熊情報があるらしい。 「熊出没注意」の旗が立っている。 |
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最初は、アポイ自然公園・・・と名がつくようになだらかな道が続く。 森林限界を超えるあたりに、避難小屋。 数年前に登った時はなかったから、その後できたのだろう。 こんな立派な小屋があるなら、前夜民宿ではなく、ここまで来てもよかったのに・・・。 ちょっと後悔!水場はなさそうだから、水は担ぎ上げないといけないけど・・・。 |
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このあたりから、春は、花が咲き乱れているのだが、 「やはり、秋だねぇ、ないねぇ」 といったとたん、チシマセンブリが目に飛び込んできた。 花が小さいので、最初気づかなかったが、気づきだすとあたり一面、チシマセンブリが咲いている。 |
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幌満分岐を過ぎると、岩場が続くが、花が美しい。 サマニオトギリとキンロバイの黄色が点々と見える。 |
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その中にハクサンシャジンの紫が映える。 | |
ハクサンシャジンに見とれていると、白いシャジンが!! モイワシャジンだ! |
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岩場を登ると、山頂はなぜか灌木に覆われている。 以前春に来たときは、シシマザクラが満開だったことを思い出した。 |
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帰りは、幌満お花畑を経由。 しかし、幌満お花畑は、春の花が多かったようで、秋には、ちょっと寂しい風景! |
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〜エピローグ〜 | |
アポイからその足で鹿児島に帰るパートナーを空港に送り、私はもう少し北海道を楽しむ。 学生時代の研究室の先輩にあったり、恩師をお訪ねしたり・・・。 |
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学生時代参加していた「大雪の自然を守る会」同窓会。 サークル「自保研」の仲間達とのミニ同窓会など。 |
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そして、4年前まで働いていた塾の元塾長夫妻が、山村留学で、住み着いている美深を訪問。 旧交を温めて、旭川から東京に戻った。 |