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篭のできるまで
最近はまっている形です。私流です。
差し上げた方からのアドバイスで、試行錯誤して作ってます。
気づいたことがあったら、是非遠慮なくご助言下さい。

  葛篭のできるまで

      葛の手提げ篭
        (30×15×20)
 ●材料を取りに
 
高隈山麓の群生地へ 
地面を這っているものが最適。葛も冬が採取時期。
鉛筆より細いものを選んで採取。
元営林署員の仲間がいるので、いくつも穴場があり、1日で1年分が採れます。※
 ●下ごしらえ

葛は、こぶや根がついているので
きれいにお掃除します。
作るものによっては皮を剥ぎます。

 ●陰干し

雨の当たらない風通しの良いところに保存。
使う前に2,3日水につけます。

 ●材料をそろえます

芯: 110p  5本
   100p  10本
    50p  10本
   編みひご 適宜(直径5o)
縁の芯:70p少し長めに(8o)
手に竹:1p幅で適宜曲げたもの
 

  ●底を編みます。

110pの芯5本の上に100pの芯5本、下に5本置き 上下2本をセットに2.5p間隔で配置して編み出す。
編みひごの最初の分を芯に加えると芯が奇数になる。
途中でカーブの部分の芯を足しきれいな楕円になるよう、寸法になるまで編みます。。

 ●立ち上げます。

芯をためながら立ち上げます。
立ち上がったら3〜5段3本縄編み。
18pの高さまで編んだらまた3本縄編み
縁は、芯を入れ網代留めなどでとめます。
 
 
 ●手をつけます。

竹に切り込みを入れ手を作り途中ドリルで穴を開け本体に針金などで取り付けます。
好みで太い葛で手を作っても・・
実は手を何で作るかは未だ研究中!(次のアンケートはこれかな?)
市販のものを付けると、お値段が結構かかるし・・
葛で作ると、私的には無骨な気がして・・・
●ニスを塗ります。
 
●内布をつけます。

手芸の得意な方はお手の物と思います。
最初この手提げ篭を差し上げた方がすぐ内布を付けたのを見て、
付けだしたのですが、使ってみると中身が出てしまうことに気づき
巾着にしました。
      

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