top back

バラ

鹿児島では、大きなバラがどこの家庭にも1つや二つあります。
このバラで、鹿児島特産酒寿司や、五目寿司を混ぜたりするので、寿司バラなんてのもあります。
私はもっぱら、食品の乾燥に凝ってます。
椎茸や大根を干して、家出できた椎茸を干し椎茸にしたり、切り干し大根を作ったりします。
最近のヒットは、人参!!
昨年の初め、産地のせいでしょうか、10`100円というのを買って、千切りにして干したら、
必要なとき2,30分水に浸けるだけですぐ元に戻って、昨年の年末、野菜のバカ高の時など重宝しました。

蛇足ですが、干しピーマンは、駄目でした。

バラ 直径30センチ)の作り方


材料
○編みひご:幅1センチ:直径×π=100センチ
身:直径×2=60本
皮:直径÷3÷1センチ×3=30本
○外縁:皮:直径×π÷8×9=106センチ:1本
○内縁:身でよい:外縁−5センチ=100程1本。
○飾り縁:外縁と同じくらい1本(幅7o)      
(縁の幅は適宜  この場合は1.5センチ)
幅1センチの身で、網代編みをする。

いろいろ作品を作ると、ほとんどが皮しか使わないので、身が余る。
余った身で時々これを作っておく。
丸く切る。(できあがり直径+4センチ)直径34センチ。

この網代の模様は、大島紬に「バラ模様」と言うのがあるくらい鹿児島では一般的である。
皮で、六角編みを編んでいく。
途中所々、網代にくぐらせ、密着させる。
六角編みを少し長くなるよう切る。
全体を水で濡らし、ためをつける。
外縁と、内縁で挟みながら、クランプで挟んでいく。
全体を挟んだら、余分な六角編みの皮を切り、全体に均等になるよう押さえつけて、さらに締める。

内縁をゆるく留めてあるので、締めていくと、内輪が広がり、内輪と外輪との差がなくなり、しっかりとしてくる。
飾り縁は幅7oの竹を、12等分に割を入れ、最初はカーブをつける。

※大きなバラの時は、飾り縁も幅が広くなるので、割も沢山になる)
全体に均等に千枚通しで、穴を開けておいて、針金(22番)で、本結びをしていく。

大きなバラは、葛で、本結びをしたりする。
実用的には、手軽に、針金を使って結んでいる。
内縁がさらに広がってくる。

飾り縁は最初の部分と、全体の8分くらい重なるようにする。
90センチが使いやすいとか、45センチが使いやすいとか、いろいろリクエストはあるが、
いろいろなサイズを入れ子にしておくと便利である。

直径によって計算して下さい。
top back