〜甲斐駒〜 | |
山梨交通のバスツアーを行きだけ利用して、甲斐駒・仙丈に登ろうということになった。 新宿西口スバルビル前、21:45集合 台風が近づいているため、キャンセルが多く、40数名のはずが、23名で出発。 途中芦安の、立ち寄り温泉で仮眠。これが売り物らしい。 しかし、後から聞いた話では、芦安の公民館も、仮眠用に無料で開放しているとのこと。 ただ、公民館には寝具がないそうなので、このツアーの、2,3千円仮眠用の上乗せ分は、毛布代なのかな・・・?? |
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芦安ー広河原 4:47 6:12 ツアーは、広河原まで。 広河原から、北岳方面と、北沢峠方面に別れる。 それにしても、広河原での人の多さにびっくり! 広河原ー北沢峠 6:50 7:15 我々は、北沢峠方面のバスを待って乗る。 切符が売れただけ、バスを出すようで、全員座ることが出来る。 運転手さんも車掌さんもやけに年配だけど、たぶん、夏だけの雇用なのだろう。 |
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年配の方を活用して、登山客には嬉しいことだし、お年寄りにとっても生き甲斐が出来、南アルプス市営バスの運営のうまさに感服! 夜泊まる予定の、長衛荘に荷物を置き、サブザックで、まずは甲斐駒を目指す。 長衛荘ー仙水小屋 8:00 8:40 林道を少し戻って、山道にはいると、長衛小屋がある。 そこから渓流に沿って登ると、30分ほどで、仙水小屋。ここは、刺身がでるという話を聞いたことがある。 |
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長谷村の提供している地図によると、仙水小屋までの間に、「ロープを張った岩場を通過」とあるが、なかなかロープなんて出てこない! もしかして、入り口すぐにあった、1メートルくらいの簡単なロープのこと??? 日本庭園のような、綺麗な山道が続く。 ところが、このあたりから、ガスが発生してきた。 |
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仙水小屋ー仙水峠 8:40 9:20 残念ながら、ガスのせいで、ここの前面に見えるはずの、魔利支天が、見えない! 空は晴れているので、何人もの人が、カメラ片手にガスの晴れるのを待っていた。 我々は、「どうせ先で見えるよ」と、出発。 |
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仙水峠ー駒津峰 9:20 10:10 ここからは、結構きつい登り。 でも、ガイドブックで、前もって覚悟しているので、ひたすら、登るのみ! 登るにつれ、展望が開け、眺めながら登るので、疲れを感じない。 |
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向かいの栗沢山の向こうに、 白鳳三山の:地蔵岳だろうか?オベリスクが見える。 |
脇の木がとぎれると、下の仙水峠で見ることが出来なかった、 魔利支天が・・・。 |
駒津峰に着くと、目の前に、甲斐駒の山頂がそびえている! |
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駒津峰ー六方石 10:10 10:40 六方石から、直登コース巻き道に分かれるが、直登コースは、行列状態! 体力に自信のない我々は巻き道をのんびり行く。 |
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六方石ー山頂 10:40 11:30 振り返ってみると六方石も、なかなかの景観! 屋久島の豆腐岩(?)のように、噴出した岩のうち、風化、浸食されなかったものが、残ったのだろうか?? 巻き道コースは、もろく崩れた花崗岩の砂礫の道が続く。 山頂前、右ピークに行く道があったので行ってみると、駒ヶ獄神社本宮。 さらにその先、魔利支天まで続いているようだった。 |
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山頂は、広く、あちこちで宴会が始まっている。 われわれも、かろうじて持ち上げた、缶ビールと、缶酎ハイで、乾杯! Hさん持参の「おでん缶」が美味しい。 秋葉原で買ってきたのではなく、近所のスーパーだというが、「銚子おでん」 太陽がじりじりと暑いが、昼寝をしている強者も!! 向かいには、仙丈岳が見えるが、山頂にはガスがかかっているようだ。 |
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山頂ー駒津峰 1:00 2:00 駒津峰で脇にいたグループが「3時半のバスに乗らなくては・・・」 と、急いで下りていった。 我々は、長衛荘泊まりなので、 「早く下りたら、宴会が長くなるだけだよね」 のんびり、駒津峰から、双児山経由直登コースを。 双児山は綺麗にガスで、斜面が別れている。 |
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駒津峰ー双児山 2:00 2:30 双児山を最後に、山頂は見えなくなる。 後はひたすら、林の中の道を下りる。 よく歩かれていて、歩きやすい道だが、とにかく長い! 休み休み歩いていくと、下の方から、最終バスを知らせる声がする! 「あ〜!待ってぇ〜!」 試しに叫んでみたが、たぶん聞こえなかっただろう!?(笑) |
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双児山ー長衛荘 2:30 4:00 小屋に着いたら、まずは、ビールで乾杯! 小屋の中では飲めないので、外のベンチで宴会。 その日、仙丈登ってきた人たちと、情報交換。 長衛荘は、朝早く立つ人は、夜のうちに、荷物を下の棚に置くことなど指示があって嬉しかった。 山小屋によって、よく、朝、ごそごそやられて、迷惑することがある。 |
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〜仙丈岳〜 | |
朝、5時起床 もう、ほとんどの人が出発している。 長衛荘ー5合目 5:30 7:30 前に日に「尾根コース登って、沢コース下りるのがいいよ」と、いわれたので、尾根コースを登ることにした。 2合目、山に太陽が当たって、綺麗だ! 写真ではよくわからないかなぁ? |
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長衛荘の朝食は、すべてお弁当。 朝食を食べないで出発したので、そろそろおなかが空いてきた。 5合目で朝食。 5合目で、藪沢コースと尾根コースに別れている |
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5合目から、尾根コースを。 展望が開け、小仙丈岳が見えてくる。 そろそろ紅葉が始まっている。 5合目ー小仙丈 7:40 8:30 |
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小仙丈岳の目の前に、北岳、その隣に富士山が見える。 脇にいた人が、 「日本の1番と2番が見えるなんて贅沢だなぁ」 つぶやいている。 |
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小仙丈からは、カールの縁の尾根歩き。 天気がよいので、気持ちがよい!! パートナーが、 「今日は快晴だね!きっと、今日は山頂から、365度の展望だよ!」 「????365度???」 「いやぁ、最高だから、+5度なんだよ」 苦しい、いいわけをする!? |
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カールの斜面も美しい! まだ紅葉ははしりだけど、紅葉真っ盛りの時は、さぞ綺麗なことだろう! |
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山頂に、うじゃうじゃ人がいる!! 入れ替わりに下りていったが、ツアーらしい。 5,60人の団体で、前日は馬の背ヒュッテ泊まり、今日はどうやら仙水小屋を目指し、次の日甲斐駒登山のようだ。 |
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小仙丈ー仙丈岳山頂 8:30 9:30 団体さんがいなくなると山頂は静かになった。 誰かさんの言う、365度の眺望を楽しむ。 |
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時計を見て、予定の3時半のバスにはあまりに時間があることが分かった。 少し急げば、その前の1時半にもゆっくり間に合いそう。 帰りは藪沢コース・・・という予定だったが、大事を取って、尾根道をピストンで下りることにした。 仙丈岳山頂ー小仙丈ー長衛荘 10:30 11:00 12:30 長衛荘で、またビールで乾杯。 ゆっくり昼食を取って、1時半のバス。広河原で甲府行きに乗り継ぎ、甲府からは「かいじ」で、帰途に着いた。 |