黒髪山 H18.1.22
早朝四時、鹿児島を出発して、佐賀に向かった。 目的は黒髪山。 佐賀の山は初めてだ。 県道26に入ると、黒髪山少年自然の家などの標識がある。 乳待坊公園まで、車であがる。 |
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乳待坊公園の駐車場に車を停める。 10時に着いて、10時20分出発。 展望台から望む黒髪山は、岩峰を、いくつも抱えるなかなか見ごたえのある山! 林道をしばらく歩く。 信仰の山らしく、林道脇には小さな仏像が並ぶ。 |
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やがて、「参道」の標識とともに、右側を登る山道が現れる。 登山道なのに「参道」と言われているところは、この山自体が信仰の対象なのだろう。 山頂近くなると、岩場が続く。しかし鎖や足場がしっかりしているので、安心して登れる。 |
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山頂は天童岩の奥 天気が良いので、有田ダムが目の下に見え、有田市街地も見える。 |
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さすが、有田!! と、思うのは、山頂のプレートが陶器! それも有田焼風の絵付け! |
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山頂を下りて、上宮へ 天童岩を仰ぎ見る位置に建っている。 ご神体は天童岩のようだ。 白山神社は、岩屋の中にあった。 西教密寺まで行くにはちょっと遠そうだったので、雌岩を経て、見返り峠まで戻る。 |
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見返り峠まで戻ったのが、まだお昼前だったので、青螺山まで足を伸ばすことにした。 標識で見ると、黒髪山0.8キロ、青螺山0.9キロ。1時間以内に着きそうだ。 |
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青螺山 H18.1.22 | ||
最初、“青蝿山”と読んだ私!! あらためて見ると、ちょっと字が違う。 「螺鈿の『螺』だよ」と言うパートナー! でも螺鈿って、貝を埋め込んでいるのに虫偏なの?考えながら歩いた。 山頂の標識を見て、「あ、そうだ!法螺貝の『螺』だ!」巻貝は、カタツムリの流れで虫偏なんだ!! |
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山を下りてから、車で、西教密寺まで走る。 しかし、昔の本堂は焼失していて、新しいお堂が建っていた。 上から歩かないで正解! 最初黒髪山が見えてきたときから気になっていた、山頂直下の赤い建造物の正体がやっとわかった。 西教密寺に向かう途中にあった不動明尊。2丈8尺とのことだから、8メートルくらいだろうか? |
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その日は、嬉野温泉で宿泊。 ネットで、「建物は古いけど、掃除が行き届き、安くて気持ちの良い宿」と評判の『一休荘』 メインルートに面し、はたごやの感があったが、中に入るとゆったりとしていて、評判どおり、廊下はぴかぴか! お風呂もゆったりと入れて、満足満足! パートナーは、朝ご飯の温泉豆腐が、気に入ったようだった! |
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虚空蔵山 H18.1.23 | ||
2日目は虚空蔵山へ 角度によって、台形に見えたり、三角錐のように見えたりする。 別名佐賀のマッターホルン? |
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天気予報では良かったはずだったが、空は曇り!ラジオからは熊本の山沿いは大雪が降っているらしい! どんどん、道が細くなるので、心配になり、車は途中に停めて、歩いていった・・・が、終点にはちゃんと駐車場が!! |
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しかし、とうとう雪が降ってきた。 最初はお茶畑の中の道を・・・いく。 杉林を抜ける頃から、山道になり、山頂に近づくと、やはりこの山も岩場あり。 でも昨日の黒髪山ほどには、険しくない。 |
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雪の中を登っていったが、山頂に着く頃は、晴れた!!佐賀の山と思っていたら、山頂は長崎県。 大村湾が良く見える。 虚空蔵菩薩の前の水は凍っていた! 山頂には、屋根がかけられるような、丸太の骨組みが出来ている。暖かくなって、シーズンになると、ひょっとして出店でも出るのだろうか?? 山頂まできたらビールでも売っていたりして!! |
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山を下りてから、嬉野茶のご先祖、大茶木を見に行った。 嬉野茶は144O年唐人船が平戸に来て、嬉野村で陶器を焼いてお茶を作ったのが始めだそうだ!! このお茶の木は330年前のものだそうだが、嬉野茶の伝統を感じさせる!! |