岩内ー目国内
H16.9.20
朝里川温泉にて4年に一度の同窓会。 ニセイカウシュッペをやって来た我々と、鹿児島から直行できた、うちのパートナーと合流。 予定どおり五時に着いた我々に対し、早く着いた彼は、もうビール四本目とかで、すっかりできあがっている。 文句を言いたかったが、私の竹細工を運んできてもらったので、文句を飲み込む。 |
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近状報告とともに、明日の予定を・・ それに従い、観光組は、渓流釣り、小樽観光、そして我々、岩内岳ー目国内岳組に分かれる。 道内出身者は、お墓参りが多い。 我々のガイドは、札幌在住のJJ ニセコに、別宅を持っているので、今回はそこに泊めてもらう予定。 登山メンバーは、ガイドのJJを筆頭に、我々夫婦、ニセイカを一緒に登ったHさん、そして100名山を3年で済ませ、今は山スキー・エクストリーム系にはまっているというSくん。 |
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我々は、積丹岳希望だったが、ガイドJJが、先週下見登山をしてくた結果、台風で荒れているので、今回はこちらの方が良いだろうという。 お奨めにしたがって、岩内岳ー目国内に決定。 我々は地図を見て、標高の高い峠側をスタートとしたいと言ったが、ガイドに言わせると、低い方から登った方が楽という。 そこで、まず、メクンナイ側新見峠の登山口に車を止め、岩内側に。 |
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11時出発。 スキー場の、廃止になったリフトに沿って登る。 ただただ直踏。 1時間で、リフトの終点。 その先もいくつかのピークを越え、登りだけ。 さらに1時間で避難小屋。 ピークはすぐそばのようなので、そこで、昼食。 メンバーが替わっても、やはり、ここでも宴会モード。 1時間近く経ってしまう。 |
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そのうちに山頂から、年配の女性をリーダーに、3人組。岩内の地元で、よく登るのだが今日はお客さんを連れて、岩内岳だけに来たという。 我々が、これからメクンナイまで行くことを聞くと、逆コースの方が簡単・・という。 ほら、やっぱり・・という、我々に、ガイドは、「なんか、ずっと言われそうだなあ!」ぼやく。 きっとJJは、いつも、峠側に車を止め、自転車で下って、スキー場側から登ると言うから、その関係だろう。 |
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それにしても、自転車で移動というのは、先日浅草岳のガイドをしてくれた、Nくんと、同じ発想。 今回Nくんは、不参加だが、やはり、仲間だなあ・・と思う。 山頂は、風が強いが、縦走コースがよく見える。 羊蹄山も思ったより近い。 山頂2時出発。 |
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山頂から下ると、下は、湿原・・というより、川の始まりのような・・。 パンケメクンナイ湿原。 |
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メクンナイの登りは、ガイドによるとたいしたことない・・とのことだったが、ながいながい!! 今回の台風だけではないようだが、風倒木が多い。 紅葉はあと少し・・といったところ。 それでも、見ようによっては紅葉が始まっている。 |
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結局、岩内岳の山頂より2時間、4時にメクンナイに、到着。 メクンナイの山頂は、どこから涌いたかと思われるような、岩の重なり。 登山道は、岩場の下を巻いている。 JJによると、山頂には岩によじ登るのだという。 「えー、そんなの教えてもらわなかったら山頂に行き損なっちゃうねえ」 などと、ぼやきながら、腕の力でよじ登る。 |
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大きな岩がごろごろ、 足場が悪いので、おっかなびっくり移動。 山スキーの大好きな、JJと、Sくんは、バランスがいいのだろう。ひょいひょいと、岩を伝って先の方へ。 見ている我々の方がどきどきする。 |
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それにしても、我々の、情けないこと。 写真の中でも固まっている!! ただ、ガイドの言葉を信じてよじ登ったが、あとで見ると、反対側からの道があったような・・・。 またまたガイドがしょげそうで、大きな声では言えないが・・・。 |
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下りにかかってから、時間がおしていることに気づく。 明日の早い便に乗らなければならないSくん。 今日中に札幌に入る必要があるのだという。 どこか、JRの、駅に降ろせば・・と軽く考えていた我々。 ところが昔と違って、小樽回りの函館線は、1時間1本ほどしかないという。 「函館本線ではなく、函館支線だな」 Sくんがぼやく。 |
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前メクンナイ山頂。 太陽とともに、山頂もガスって気のせいか暗くなりつつある。。 前メクンナイをすぎたら、走れるだろう・・と思ったら、結構歩きにくい道が、まだ続く。 「これで、懐中電灯で歩けっていわれたら、結構厳しいねえ」 5時半。何とか、明るいうちに峠の登山口到着。 |
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Sくんをまず、駅に送り届ければ一安心・・・と、思っていたら、 「あっちの車に荷物がある」という! 急いで、スキー場側に、車を回収に。 車を回収した頃にはもう暗くなっている。果たして、間に合うか。「しっかし、Sくんのことだから、車で走っている今のうちに下りる準備なんてしてないんじゃない」などと、前の車をにらみながら私が毒づいていると、前にバス。行き先札幌の、高速バス!! しかし前の車は止まらない。「気づいてないのかなあ」 駅に着くとタッチの差で、列車は行ったあと。 聞いてみると、高速バスには気づいたけど、案の定、荷造りが出来てなかったという。やっぱり!! |
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次の列車を待つ間、我々は夜の食事の買い出し。 倶知安発 19:21彼を送り出し、JJの別宅へ。 20年前に購入したことは知っていたが、訪れるのは初めて。 近くの温泉に入って、夜の宴会。 明日はどうしよう・・という話になった頃、私は、もう目がくっついて、どうしようもなく、オヤスミナサイ!! |
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JJの、別宅は、ニセコの別荘地に、列車を置いたもの。 ブルーは、トーマスを、意識したもの・・ではないそうだが、手入れも大変だろう。JJの手入れのたまものだ。 冬のスキーのためのものだそうで、全て、冬をターゲットに作ってあると言うが、9月半ばの今も、外は15度。 |
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夜の話し合いに参加しなかった私は、知らなかったが、天気予報で「雨」だったので、観光に決定したという。 しかし、朝、雨は降っていない。 せっかくニセコに来たのだから、せめて沼巡りくらいしよう、ということになった。 |
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チセヌプリと長沼。 この前の台風は、風台風だったという。そのせいか、沼の水量は大分少ない。 昔、雪解けが済んだ頃、五色温泉からチセヌプリを越えて沼巡りをし、この辺でテントを張ったことがあったが、今はテントを張るなんて、とんでもないことなのだろう。 |
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神仙沼: 紅葉が始まっている。 |
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イワオヌプリ登山口: 昼近いがまだ、雨がこない。 こんなことなら、イワオヌプリくらい登れば良かったねえ。 ぼやくが、いかんせんもう時間がない。 |
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吹き上げ公園で、羊蹄山からの、水を汲み、 JJに別れを告げる。 私はいつもここで、「細川たかしの像は、どこ?」と騒いで皆に、「それは真狩だろう」といわれるのだが、まだ一度もその像を見たことがない。 私の頭の中では、その像は、金ぴかで、お金を入れると、歌を歌うと思っているのだが、本当のところは見てみるまでわからない。 |
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羊蹄山は、やはり、存在感が、ある。 昔は、夜行に乗って、夜中に下りて、夜登り、朝日を山頂で眺めたねえ・・・なんて、昔話が出てくる。 あれは、比羅夫からだったのだろうか。 |
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千歳に着いたらまだ時間があったので、「サケのふるさと館」へ。 丁度サケのあがり始めた頃なので、観光客が多く皆、インディアン水車に視線が集中。なかなか取れないが、取れたときは、歓声が上がる。 初めて、行ったのだが、インディアン水車も面白かったし、川底から鮭の泳ぐのが見れたり、三時の魚たちの食事時間が見られたり、楽しい施設だった。。 |
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レンタカーを返し、空港で、鹿児島に帰る、パートナーとお別れ。 私と一緒に、「おともdeマイル」で東京に帰るHさん。 行きに引き続き、またも検問で引っかかり、行ったり来たり。 結局は、ズボンのバックルのようで、次回からは、最初からベルトをはずし、ズボンを押さえて、通ったら・・?とアドバイス。 解放されてから飲んだビールは美味しかったですね。 |
帰りは、もう車の運転がないので、サービスのビールを当てにして、Jシート。
キャビンアテンダントが名前を呼んでくれて、挨拶。
どこだったか、ゴルフ場で、キャディさんが名前を呼んでくれたことがあったが、その時と同じでびっくり。
シートもゆったりで、快適。
今回の旅も楽しい旅だった。