利尻・大雪
(旭ートムラウシ)
H12.7.1〜6
北海道の山旅
数年来の宿題で、鹿児島の山仲間を、私たちが学生時代を過ごした北海道の山に案内することになった。計画は1月頃から出来ていたのだが、5月の連休前になって、ANAの超割というのが発表になったので、それを利用しないてはないと、急遽日程を早め、7月上旬とした。そのためメンバーは少なくなってしまったが、逆にチケットは取りやすくなったようで、無事おさえる事ができた。
なんと言っても鹿児島―札幌1万円、札幌―利尻7千円というから嬉しい!!正規に買ったら42000円と19000円である。7,8回集まっては酒盛りをしながら、旅に期待しながら当日を待った。
待ちに待った当日、鹿児島―札幌、札幌―利尻と乗り継ぐと、スチュワーデスさんが同じ人!!ということは同じ飛行機だったということ?北海道の天気はいまいち。でも、利尻が近くなったとき一瞬雲が切れ、利尻富士の勇姿が・・・機内にどよめきが起こった!!
周りの人に聞くとほとんどが、我々と同じ登山目的である。
空港からバスに乗り、食料の調達にコンビニに寄ったところで、メンバーの一人のストックが無いことに気づいた。バスに乗るために急いだので、ザックからはずれていたのに気がつかなかったのだろう。そこで利尻空港に電話。するとコンビニまで持ってきてくれるという。届いたところで北麓野営場まで送ってもらえないかと、恐る恐る切り出すと、「いいですよ」快い返事。利尻空港のグランドスチュワーデスさんはとっても親切!!歩く覚悟だった我々はたっぷり時間を得した。
長官小屋に泊まろうという話もあったのだが、北海道の友人に問い合わせたところ、「利尻はとにかく人糞の被害が今深刻だから、とにかく泊まってくれるな」とのこと。登山届を野営場で出すと、紙おむつのようなものを渡されそれで用を足すよう言われた。鴛泊の町で独自に保護対策をしているらしい。
そこで、その日は野営場のバンガローに眠り、朝1時に登山開始。最初はもちろん真っ暗だが、道は歩きやすし、下のほうは特に見所も無いので、なんのことはない。私は利尻は3回目だったが3回ともこの時間に登っている。5合目あたりであかるくなってくると、花が咲いているのが見えたり、眺望も開けてくるので楽しくなってくる。長官小屋に数人泊まっていたようだ。キバナシャクナゲ、エゾムラサキ、ボタンキンバイ・・・。最後は、ガレのきつい登り。でも、山頂は快晴、そして、一面のハクサンイチゲ。花にかこまれ飲む紅茶の美味しいことといったら!!そのうちに長官小屋からの登山客が登ってくる。いつまでもいたい気がしたが、フェーリーの時間もあるので腰を上げた。
ところが、下りだすとまもなく天気が悪くなり、8合目からガスりだし、夜が明けて登りだした人に合う6合目くらいでは、もう本格的な雨。「こんにちは」の挨拶のあとに「私たちは山頂快晴だったけど、今からは何も見えないでしょうねえ、残念ですねえ」なんて意地悪な言葉を付け加える不届きなメンバーもいる。
下界は完全な雨。「バンガローでよかった!!」と手早く荷物をまとめる。どこかのホテルの送迎車がいたので、交渉して寸志で港まで送ってもらうことができた。今度も、ぎりぎりかと思われたのにゆったり時間が取れ、ラッキー!!
11時のフェリーで稚内到着。レンタカーを借り、氷雪の門など稚内をひととおり観光して、初山別を目指す。ここは息子がチャリで北海道を周ったとき良かった・・というお勧めのキャンプ場。サロベツ原生花園にさしかかる頃には雨もやみ、目の前に利尻富士が見えるはず・・・だったが・・・見えない。「山頂が晴れたからいいよね」自らを慰める。2年前来たときはテント持参だったが今回はコズミックインのバンガロー。本館のお風呂にはいって下山時にぬれたものを洗濯し、バンガローの外のロープは洗濯物の万国旗!!おりしも花火は上がるし、地元で仕入れてきた食材のバーベキューをしながらのビールがおいしい。
北海道に入って3日目。昨年NHKの朝ドラ「すずらん」の舞台になった恵比島などを観光して旭川にはいる。近文の秀岳荘でガスボンベを買い(エキノコックスに備えすべて煮沸が必要で飛行機に乗せられないボンベは必需品)、ラーメン村で旭川ラーメンを食べ、レンタカーを返却。買い物公園を歩いてマルエツで食料調達。
今度はバスで大雪山旭岳温泉へ。このバスは、旭岳温泉に泊まるお客さんは無料、半信半疑だったが本当に無料だった。今年からロープウェーが再開されたせいか、宿がなかなか取れず、さぞや混んでいる・・・と思いきや、誰もいない。台風接近のためキャンセルが多かったとのこと。旭岳温泉の名物(?)は、テラピアのお刺身。こんな山の中でなぜ?テラピアってどこか外国で取れるお魚ではないの?この疑問は解けずじまい。
次の日天気は悪い。雨は無いものの風が強い。天候によっては層雲峡か銀泉台に下りる覚悟で出発。ただ、私としては10年程前(JALが雄鷹山に落ちたとき)白雲小屋で台風をやり過ごし、次の日がピーカンであった思い出があったのでちょっと楽観。姿見の池、旭岳の山頂は風が強いが、キバナシャクナゲの群落が素晴らしい。北海岳を過ぎお鉢から離れるとガスで2,3メートル先が見えなくなる。それでも降られること無く無事白雲非難小屋にお昼には入ることが出来た。小屋は満員。1階の入口脇に場所を取る。案の定午後から夜にかけて暴風雨。誰かがトイレに行く度ドアが開いてしまって、風が吹き込んでくる。そのうちにしまらなくなって、夜中だったが、管理人さんにくぎを打ってもらって、やっと眠りにつく。
次の日、朝はまだ雨で風が強い。停滞かな・・などと思っていたが、10時を過ぎると雨がやみ、トムラウシが見えてきた。お昼を食べて出発。先に出た若い単独行の男の子が「道がわからなくなった」と戻ってくるので、いっしょに行く。午後は快晴!!
高根が原越しにトムラウシが見え、振り返ると、旭、北鎮、黒、陵雲、白雲・・・ハイマツの緑と雪渓の白とのコントラストがしばらく九州の山ばかりだった私には「北海道の山だなあ」と思われる。足元にはコマクサ、ウルップ草、エゾツガザクラ、エゾコザクラ・・が咲き誇っている。
出発前の予定ではヒサゴ泊でトムラウシ温泉に下りる予定だったが、半日ずれ込んでしまったため、忠別小屋泊。忠別小屋はトムラウシ側から登った人や高原温泉から登った人たちで満杯。強引に屋根裏に入ったもののあちこち穴があいていて落ちないよう注意が必要。そしてとにかく人数が多いので人間の熱気で暑い事暑いこと!!
それでも次の朝彼らが下りてしまうと(たぶん高原温泉方面)山は我々だけのものになった。
ヒサゴ沼の小屋に荷物を置き、トムラウシピストン。抜きつ抜かれつ行くのは数名。空は雲ひとつ無い快晴!!ナキウサギやギンザンマシコに会うことも出来たし・・・南沼、北沼に写る雪渓は南極のよう!(行った事は無いのだが)
日本庭園のような美しさ | トムラウシ山頂にて |
次の日は天人峡に下り、予定通りだったら使わないはずだが、念のため宿でもらっておいたバスの只券で旭川に戻り、また、レンタカー。
帯広から帰る組と札幌見物する組と分乗して美瑛へ。民宿どまりで美瑛の丘、富良野などを観光し、我々の山旅は終わった。 Beryoska
・・同行者の手記・・
北海道山行
待ち焦がれていた北海道の山行、早いもので今日でちょうど1ヶ月が過ぎてしまいました。素晴らしかった利尻、大雪の山々が今でもつい昨日のことのように瞼にうかんできます。
皆さんにあの素晴らしさを紹介できたらと思いますが、何しろ筆不精のため、頭を捻って書いてみても到底あの大自然の美しさは伝えられそうもありません。良い機会に実際に自分の目で確かめられることをお勧めします。出来たら私ももう1度行きたいと思います。でも、あまりに遠いので時間と?の都合が付きそうもありません。
今回の山行、利尻、サロベツ原生花園、旭川、旭岳温泉、大雪山等詳しいことは他の方が私の分まで書いて下さるのではと思います。7泊8日の長い山行でしたが、今後の参考になればと私なりの反省事項を少し挙げてみます。
* 着替えについて
下着(Tシャツ):4組持っていきましたが、辛抱すれば2組か3組で良かったのでは!2日、3日は着替えなくてもなんとかなりそう。
靴下:中ばきは軽いし、かさばらないので2日に1回履き替え。外ばきはかさばるので出来るだけ辛抱、3,4日は大丈夫。
上着(長袖亦は半袖シャツ):往きの分(2,3日は辛抱)中間の着替え用、帰りの分合計3枚
ズボン:上着と同様3枚で十分
* 食料(主食)?1番困った?多分私だけだったと思いますが
共通の食料は勿論大事ですが、やはり人それぞれに、好みと体に合うもの、そうでないものがあるかと考えます。主食については、自分に会うもの(ただし調理法はボイル亦は熱湯を注ぐ方法に統一)を持ったほうが良いのではと思いました。2,3日の山行なら特に問題はないと思いますが4,5日以上になると、やはり大変なことのようです。(今回色々と準備してくださった方のご苦労を考えるとこんな贅沢はいえないのですが)
以上思ったままを書きましたが少しでも参考になることがあれば幸甚です。次に拙い作ですが山を詠んだので紹介させていただきます。
*利尻にて
遠来の山人を迎え 束の間の 山容見せし 利尻富士
*大雪にて
強風にガス吹き消され かいま見ゆ 山名聞きつ 雪渓よぎる
*ヒサゴ沼にて
溶け落ちし雪塊浮きて ヒサゴ沼 山肌映して 藍色に染む
H12.8.5 y
利尻・大雪山系の縦走を終えて
3月の会の後に、beryoskaさんから北海道登山の計画が浮上し、最終的に集まったのは5名。Beryoskaさんを中心に詳細な計画を長時間かけて話し合った。
利尻山は、利尻富士といわれるように、姿、形ともに素晴らしい山でした。利尻山頂の濃い紫色のまるいエゾツツジのつぼみが愛らしい。
サロベツ原野はエゾカンゾウとハマナスの花が延々と咲いていた。
旭岳登山の初めから、チングルマ、エゾコザクラ、アオノツガザクラ、エゾツガザクラの花に迎えられ登るとキバナシャクナゲのお花畑が広がっていた。山は雪渓が多く、雪渓の上を歩いた感じは、雪がザラメ状でくだりは踵に重心をおいて、上りはつま先で雪をつつくようにして歩きました。上の雪を取り除き下の凍った雪を口の中へ、なかなか溶けませんでした。山の上のお花畑は、コマクサ、ウルップソウ、ヨツバシオガマ、キバナシオガマ、ミヤマリンドウ、フウロ、ハクサンイチゲ、ミヤマキンバイの花が咲き乱れていた。ナナカマド、ハイマツ、イソツツジの生い茂る中を上がり下りして歩きました。キタキツネ、ユキウサギ、ナキウサギとも対面し感動でした。
最後のトムラウシ山頂では360度の大パノラマ“旭岳―白雲岳―忠別岳”と歩いてきた山を眺め、まだ知らない山々を見つめ北海道の山はスケールが大きいと思いました。
若い人達とよくも此処まで歩いてこれた、と・・・。又生きて、天井のお花畑をたくさん見て雪渓を歩いて、山のあちこちに湖や、湿地帯がある美しい風景を毎日見て感動の連続、10歳は長生きできそうです。
皆さんごめんなさいね。一足先に北海道の山を歩いてきました。
案内役でリーダーのberyoskaさん、サブリーダーのyさん会計のKさんビデオ係のIさんご一緒できてありがとうございました。私の一生の宝物です。又、山登り15年目の記念登山になり最高の想いです。 S
利尻、大雪(旭岳、トムラウシ)
初めての北海道の山々の素晴らしさはまるで天国に来たようだった。最初の利尻は夜中の登山開始だったが思ったより暖かい。海の中の山だけあって海岸近いので森が深くとても気持ちがよい。高千穂の御池から登っているようである。3時過ぎになると明るくなる。長官山に到着すると利尻の頂上が朝の光に照らされて光りながら雲の隙間から見え始め全員の歓声があがる。「みえたぞ!!」頂上が素晴らしい。周りの高山植物にも目が奪われ始める。チングルマ、ハクサンイチゲ沢山の花がとても綺麗だ!頂上に近づくにつれて足場が悪くなり、ザレバになっている。頂上は思ったより広く祠があり、周りが一面花である。もう登頂してくる人達がいる。どうも下の山小屋から朝登って来たそうである。この後何とかフェリーに間に合い、中の通路で乾杯のビールが美味しい!!
レンタカーを借り大雪に移動。旭岳の下の旅館に宿泊。ニュースで台風の接近を言っているがこのまま登り台風が来ても白雲小屋で停滞し、台風が過ぎた後動き出すことにして出発。旭岳のロープウェイを登ると、そこは一面の花園である。エゾコザクラ、エゾノツガザクラ、ハクサンイチゲあまりの花の多さに目がくらむようである。旭岳に登山し始めるとやはり風が強い。台風の風だ!サイコロ岩を過ぎ頂上に着く。頂上は雲で一杯だ!旭岳から白雲岳の間には長い雪渓があり軽アイゼンを返したのを後悔する。(全員郵送で鹿児島に送った)こんなにおおきい雪渓は初めて見る。とても素晴らしい。童心に返り雪渓の上を滑りながら遊ぶ。雪渓を過ぎると一面キバナシャクナゲが咲く斜面に着く。すべての斜面がシャクナゲで黄色の絨毯を敷き詰めたようである。だんだん風が強くなりやはり台風が近づいているようである。少し不安である。白雲小屋に近づくと山肌にキタキツネがいるのを発見、しっぽが大きいのでキタキツネに間違いないようである。どうも霧が深いので僕たちに気付いてないのか平気なようだ!この後何とか霧の中白雲小屋に到着。周りの風が強くなり歩いているのが大変だ。台風が近いようである。気圧がどんどん下がっている。この夜は白雲小屋に泊まり台風の行き過ぎるのを待つ。夜中はさすがに風が強くなり外にあるトイレに行くのが一苦労である。次の日の午前中は雲が出ていて風があったが何とか昼頃になると風が治まり空に青さが広がってくる。外に出るとトムラウシがかすかに見え、中別岳に向かって進み始める。高根が原の素晴らしい花畑を見ながら進む。空が快晴になりberyoskaさんの言うように「台風の後はピーカンよ!」となり、後ろの歩いてきた方向の旭岳の雪渓がとても綺麗である。何とか忠別小屋に到着。この小屋の周りもエゾコザクラやツガザクラの花畑となっており、私は朝早くおきてスケッチをする。色鉛筆を持ってきたかいがあった!次の日はヒサゴ小屋(ヒサゴとはひょうたんのことだそうです。Yさんに教えてもらいました)の横にはひょうたんの形をした湖があり魚はさすがにいないが、水がとっても綺麗である。こんな山の中にこんな大きな湖があるのが不思議である。この日は早めに眠り明日はトムラウシ登るので楽しみである。次の日荷物も小屋に置きトムラウシに向かう。途中ナキウサギにも遭遇しながら北沼を過ぎトムラウシのごつごつした山肌を登るまでまるで磯か桜島の溶岩を登っているようである。何とか全員で頂上に到着。頂上からは360度度の見晴らしである。とても周りが良く見える。旭岳、忠別、化雲、歩いてきた道のりだ。見える。また来れるかどうかわからないが、北海道の山登りに参加できて本当に良かった。クマさんとは会えなくてとても残念でした。 I
後日談
鹿児島隊が帰った後、夫が来道。二人で羊蹄、幌尻、ニセコ(楽しみにしていた暑寒別は湿原保護工事のため雨竜沼まででした)に登り、4年ぶりの同窓会に出席しました。
道東の羅臼、斜里、雌阿寒をやってくるグループあり、大雪をやってくる夫婦あり、中には1日で斜里と雌阿寒をやったというつわものがいたり、道外の参加者はほとんど山支度。
最初に道内の山のスライドを見て、道内メンバーより最近のルートの様子などの報告。札幌―空沼―漁縦走コース、手稲、定山渓天狗、知床縦走コース、摩周岳、斜里岳等々
宴会ではそれぞれの近状報告。
私の報告は、自然ウォッチングセンターのNさんに、利尻の長官小屋は糞害のため使わないよう言われたこと。利尻では携帯トイレを渡されたこと。大雪はトイレが廃止されたと誰かに聞いていたような気がしていたのに白雲にはあったので「あら?トイレ無くなったて聞きましたけど」と言ったら「誰が言いましたか?」と強い調子で詰め寄られ不確かな記憶に言葉を詰まらせてしまったこと等々。
すると道庁の自然公園課のH氏「それ、僕から聞いたって言ったら良かったのに・・」
なんでも大雪各登山口に回収箱を置いて携帯トイレの導入を考えているとのこと。「利尻は町でやっちゃうから行動が早いんだよなあ」
とりあえず今年は山にあるトイレの中身を下ろす計画とのこと。
「白雲のトイレはもう20年くらいなのに中身が全然いっぱいにならないんだよ。もしかしたらカール地形だから、モレーンの下のほうに穴があって、そこに溜まってるのかも・・なんて言ってるんだけど」(笑)
「しかし利尻ならそう何日も入る人はいないし、もっても来られるけど、大雪だと何日もだろ、携帯トイレ1つで何回できるの?」 「漏れたりしないの?」 「臭くない?」
「便秘したらいいよ」 「そういえば昔一週間出さなかった奴がいたよなあ!!」
下ねたはついつい盛り上がってしまうのです。
夜中1時過ぎまで昔の思い出話に花が咲き、私がトムラウシの沢詰で蚊に刺され東北で発見された遮光時そっくりになったこと、Hさん達が七つ沼カールとエサオマンのカールで連続2日熊につけられキスリングを引き裂かれたこと(その熊が翌年カムイエクで福大生を襲ったのでは・・という説あり)等々
最後の〆は前述のH氏で今、道で対策に一番頭を痛めているのが100名山ブーム対策とのこと。ツアーを組んで非難小屋に泊まったり、帰る時マットなどのごみを大量に置いて帰ったり、高山植物の群落に入って写真を撮ったり・・・早くこのブームが終わってくれないかと、ひたすら願っているとのこと。暑寒別は出来るだけ山に人を入れないために期間制限をしているのだとのこと。また熊については1/2の確立で熊がいるとのこと。にもかかわらず、カムイエク以来人身被害が無いのは、結構住み分けが出来てきたのでは・・・とのことでした。熊に会えなくて残念がっていた人も鹿児島隊にはいましたが。