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浅草岳
H16.9.11

福島の友人宅を訪ね、浅草岳に登った。
浅草岳は、彼らお奨めの山。
100名山なんてのには入ってないけど、とっても良い山だという。紅葉の時期に登ったら最高・・と言うが、残念ながら、まだ紅葉には少し早い。

縦走するために、下山口に、旦那さんのNくんが車を置きに行き、自転車で帰ってくる。以前歩いたとき、道路を歩いて戻ったら、とても辛かったので、考えた作戦だという。
先客は車2台。
紅葉にはまだ早いので、土曜というのに少ない。

8時半出発。
田子倉ダム登山口から登る。
大木の林の中を歩き出す。
栃の実が、たくさん落ちている。
大喜びで、拾おうとする私に、奥様のAさん
「栃の実って、とても下ごしらえが大変なのよ。栃の実クッキーとか、栃の実入り餅とか、作るのはとっても大変!!買った方がずっと楽なのよ」
それでも,そっと、4,5個拾ってポケットに。

それにしても大木が多い。
それに、つい最近大きな台風が二つも通ったというのに、被害が見られない。
風の当たらない良い環境なのだろう。
なだらかで、整備の整った道が続く。

息が上がらないので、おしゃべりに花が咲く。
先々月に、仲間といった鳥海の話。
私たちは行ってないので、興味深い。

残念ながら大雨で、東京からの列車は止まってしまうし、札幌から来た、仲間の一人は、車酔いでさんざんだったとか・・
○○さんは、雨男になったから、今度の北海道はどうだろう・・とか。
最初の休憩、大久保沢
沢の水は飲めそうだ。
「ここで、じゅうぶん、休憩をとっておかないと、あとでばてる」というような文章が書かれている。
と、いうことは、これから急な登りが始まるのか・・

気のせいか少し勾配が出てきて、、熊合わせ、重右衛門岩・・と登っていく。
樹林帯を抜ける頃には、空は青空。
後ろには、田子倉ダムが見える。

剣が峰からは、浅草岳の全容がうかがえる。

「でも、山頂は、きっとあのもう一つ先なのよね」
Aさんがぼやく。
左のピークの後ろらしい。

縦走路も全部見渡せる。
鬼ヶ面山の沢にはまだ雪渓が残っている。初雪は9月の終わりだろうか、ということは、あの雪渓は、溶ける前に初雪を迎えるのだろうか!

帰りはあそこ、南岳から向こう側に下りる!!
剣が峰を越えると、きつい登りが続く。

Aさんの言うとおり、山頂はさらに向こう!!

12時半山頂到着。
4時間強の、登りであった。
山頂には、モチ平からも数人登ってきていて、総勢10人くらいだろうか、それでも、まだ静かな山である。

1番最後に登ってきた我々は、1番最後までかかって、ゆっくりと食事をとる。
午後1時半、山頂出発。

こちらの斜面には、木道があり、高層湿原が広がっている。
左側は断崖、もうすぐ始まる紅葉シーズンに向けて、登山道の整備中なのか、じゃまな枝が切り払われているのはいいのだが、そのまま放置なので、歩きにくい。
うっかり、落ち葉で隠れている、窪みにでも入って、下に落ちてしまったら、どうしよう・・と、不吉な映像が頭をよぎる。

ふと、躓いたとき、声が出なかったことに気づき、「ねえ、私って、落ちていくとき、声もなく落ちていくと思うから、居なくなったら、探してね」
右手には、守門岳(すもんだけ)が。
「え、守るって字が、“す”なの?」
「しゅもんが、なまったのかなあ」
「留守の“す”だよねえ」
南岳は、遙か彼方、あの尖ったところ!

鬼ヶ面山もなかなか着かない。
狢沢(むじな)カッチ、村杉沢カッチ、横倉沢カッチとピークを越えていく。
カッチとはなんのことか?
たぶん、ピークのことだろうということしかわからない。
それにしても、なかなかつかない。
しかし、左の絶壁は、スリル満点。
やっと、鬼ヶ面山に到着。
山頂を出発して、2時間半。

「ここからは、怖いところないよ」と、地元ガイド夫妻。
最後の、南岳。
この山頂から、右の尾根を下りる。

山頂には、山の名前を表す標識はなく、
「滑落注意」の看板。

怖いとこなかったんじゃなかったっけ?

鬼ヶ面山から30分弱。
縦走3時間といったところか。
しばらく下りると、六十里越えの、旧道にぶつかる。
トンネルができる前までは、使われていた重要な、道路だったようだ。無理すれば、車も通れそう。

トンネルが出来て、降り口に気をつけなくては・・といわれ、ガイド夫妻の指示を頼りに歩く。
鉄塔を二つ越え、三叉路にぶつかる。

そこで、右に折れる。

標識はあるものの、下りてきた人からは反対側。長時間の歩きの後、ここで間違えたら、日暮れにかかってしまうかもしれない。
一応ヘッドライトを持ってきたけれど、優秀なガイドの元、日暮れ前に車の所に到着。
6時5分前・・ということは、4時間半の帰り。

登り、4時間。縦走3時間。下り、1時間半。
お奨め通り、景観といい、登山道の歩きごたえといい、なかなかの山であった!
紅葉の季節なら、さぞや、と思わせるほど、様々な植物があり、楽しい山であるだろう。
今回は、ガイド夫妻の機転により、自転車で、車を回しておくという、離れ業が、功を奏したが、
実際に自転車で行動した、N君の話では、照明のないトンネルがあったり、工事中だったり、思ったより遠かったり、とても大変だったとのこと。
次は別の手を考える、とのことだった。

でも、私はおかげで、浅草岳満喫!とても楽しかった!!
ガイド夫妻に感謝!