上州の山
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妙義山 | 日光白根 | ||||
〜高碕山岳会とともに〜 黒滝山 |
2010.3.28 リベンジ・・・ 5.14 |
高碕山岳会からのお誘いで、南牧村の黒滝山に出かけた。 高碕山岳会は、自前のバスを持っていて、どこへでも出かけていく!! |
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富岡、下仁田を通り過ぎ、南牧村に入ると、すっかり山里!! 川沿いの谷の両側に、家が並ぶ。 東京では桜が咲いたというし、高崎でもそろそろ・・・という感じだが、ここ南牧村では、桃の花が満開。 斜めの土地に畑ができていて、いかに土地が貴重かということがわかる。 バスから下りて、登山の準備。 準備運動を入念にして、出発 |
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九十九谷登山口 | |
バスでは無理ということで、舗装道路をひたすら歩く。 途中九十九谷登山口。 ここに降りてくる予定。 |
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やっと目標の上底瀬登山口到着。 ここから山道・・・のはずだが、まだまだ家がある。 |
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最後の家を通り過ぎると、向こうにいよいよ黒滝山。 山の切れたところが、馬の背。 |
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馬の背分岐から、まずは黒滝山不動寺へ。 |
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こんにゃく岩 | |
楼門の前には大きな杉の木が!! 境内にはさすが下仁田!こんにゃく芋そっくりの岩が(笑) |
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開祖1000年という黒滝不動寺は、山の斜面に張り付くように、楼門や鐘つき堂、本堂が並んでいる。 | |
黒滝不動寺を後に、いよいよ登山道へ。 岩場が続く。 |
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馬の背は、確かに痩せ尾根だが、鎖と杭が打ってあるので、意外と平気! | |
それでも、その先の岩場に来ると、ステップに雪が積もり、ちょっとびくびく!! 一番上の梯子が凍っているというし、おまけに雪が降ってきたので、撤退が決まった。 |
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もう少し暖かくなったら、また来ようね・・・言い合いながら、帰途に着いた。 隣の山のふもとの、荒船の湯で、かかなかった汗をながし、今回の山行終了。 |
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黒滝山〜リベンジ〜 | 2010.5.14 |
3月に高崎山岳会と、登りに来たが、最後の梯子が凍っていたのと、雪が降り出して撤退した黒滝山、リベンジで登った。 馬の背も鎖場も、天気が良いので、楽勝!! 問題の垂直梯子も、なんなくクリア! それにしても、この垂直の岩にもステップが刻んであるところを見ると、昔はこのステップを頼りに登っていたものと思われる!! ここを過ぎたら、もう普通の登山道。 結局林道からは、30分もかからず見晴らし台に着いた。 |
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見晴らし台からは、近郊の山々が良く見える。 |
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見晴らし台の手前に分岐 観音岩、鷹ノ巣、九十九谷へ向かう。 |
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観音岩は、三十三体とのことだったが、三十三体は見つからなかった。 でも、前方に張り出した隣の岩の中にも観音様が祭られていたから、あちこちの岩の中に鎮座しているのかもしれない。 |
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鷹ノ巣山に向かう道は、岩を強引に乗り越えて続いている。 近くに行くとステップが切ってあるので、歩きにくくはない。 |
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下にあった、別の登山口は、「九十九谷登山口」となっていたので、下山はてっきり九十九谷を目指すと思っていた。 しかし、九十九谷は見晴らし台と観音岩に挟まれた谷を呼ぶようだ。 上底瀬は、上の方の九十九谷登山口 下底瀬は、下のほうにあった九十九谷登山口に行くんだよ〜!! 勝手に予想しながら、歩いた。 |
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鷹ノ巣山山頂は、単に突き当り。 なんの標識もなし 下の谷が見下ろせるだけ。 |
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鷹ノ巣山からは、上底瀬に下りるほうが近かったので、上底瀬に向かった。 下り着いたのは、予想通り、上の方にあった九十九谷登山口。 次に来るときは、下底瀬に下りてみる事にしようっと!! |
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〜高崎山岳会〜 物語山 |
H22.5.2 |
左端が物語山山頂 真中が西峰 右端がメンベ岩 |
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ゴールデンウィークが始まって、TVの報道では、連日高速道路の渋滞を伝えている。 こんな時は近場が良いと、高崎山岳会と、物語山に登った。 下仁田町のスポーツランドの駐車場に車を停め、林道を歩く。 |
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林道を歩くこと40分ほどあまり。 いよいよ「物語山」の標識の元、登りになる。 標識では、あと60分!! |
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杉林の中を登っていく。 結構急な登り。 こんな斜面での杉林の手入れは大変なことだろう! |
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1時間弱で物語山と西峰への分岐 どちらも数分で山頂に着く。 |
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まずは西峰へ 浅間山や荒船山が望まれる。 |
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西峰の頂上付近や、物語山への登り道付近では、ムラサキヤシオが満開!! 葉より花が先に咲くので、九州のアケボノツツジと同じ感じ。 私は九州にいる時もアケボノツツジとムラサキヤシオは同じ・・・と思っていたが・・・??? 違うという説もあるらしい。はたして?? |
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物語山の山頂にて。 まだ11時だったが、ここで昼食。 でも、帰りにまた、こんにゃくおでん食べ放題に行こうということになって、お弁当は一口だけ!! この前は、お弁当を食べていったので、2つ食べるのが精一杯だった。今日はもっと食べようっと!! |
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登りでは気付かなかったメンべ岩を林道から望む。 豊臣方前田勢に攻められた北条方の地元藩主、かろうじて夜陰に乗じて城を脱出。山に逃れた。 追手を振り切るために、蔓の橋を落とし、眠りに着いた。 朝になってびっくり!!そこは切り立った岩の上だった。 橋を落としたために、どこへ行くこともできず、とうとう、あきらめ城の方を向いて、一同全員が自害をした・・・という伝説が残っている。 メンベとは上州手打ちうどんを伸ばす板のこと。 |
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時間が早いことから、阿唱念の滝を見に行こうということになった。 沢沿いの道を登る。 歩くこと1時間余り。 大きな岩の重なる中にいくつか岩屋があり、多分ここで阿唱念様が修行をされたのでは??と推察する。 |
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滝の水量は少なかったが、3面岸壁に囲まれた、阿唱念の滝の静謐な雰囲気は、なかなかのもの!! 右の岸壁には、高遠の石工の作と伝わる不動明王が鎮座していた。 滝の中ほどにも仏像があるが、どのようにして乗せたものか??! |
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滝に打たれて修行をする真似を皆で代わる代わる(笑) 帰りは、また荒船の湯で、汗を流し、こんにゃくおでん食べ放題のお店でお腹をいっぱいにして、帰途に着いた。 |
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荒船山 H22.5.9 |
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山の形が独特の荒船山。 昨年、滑落死亡事故があって、有名になった。 |
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登山口には、団体バスが2台並び、沢山の車が停まっている。 8時10分、遅ればせながら、我々も登山開始 |
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一杯清水は、足場が不安で、飲みにくい。 多分、以前は、橋になっていなくて、沢を通っていたのだろう。 整備されて、逆に使いにくくなったという感じ。 |
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一杯清水を通り過ぎたあたりから、最後の登り。 岩場にもステップが刻んであって、歩きやすい。 |
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トモ岩の前には、あずま屋も出来ていて、山を眺めながらのんびりできる。 浅間、白根、はるか北アルプスまで眺めることが出来る。 |
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トモ岩は下が覗けないほど、切り立った崖!! ここから、下に落ちたら助からないだろう! 昨年の遭難の後、自殺がいくつかあったと聞く。 |
トモ岩から山頂まではなだらかな尾根道。 途中にあったのは、皇朝最古修武之地という碑。 大昔も民族同士の争いがあって、ここでは話し合いで修まった・・・ということか!! |
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山頂の指標は、「経塚山」。下に「荒船山」とある。 途中の標識は「行塚山」 行と経は、音が似ているから、耳で伝わったものだろう。 荒船山というのは、最近呼ばれるようになったのかもしれない。 |
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山頂の見晴しは、いま一つだが、遠くに八ヶ岳。 隣に物語山の、メンベ岩が見える。 |
物見山 H22.5.9 |
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古いガイドブックで、物見山に登ることにした。 神津牧場の駐車場奥に、階段が出来ている。 |
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笹の生い茂る道を歩くこと25分ほど。 舗装道路に出てがっかり!! そこからまた山道に入って、7,8分で物見山と物見岩の分岐。 物見岩までは、ほんの2,3分 正面に荒船山のトモ岩と山頂が望める。 |
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2度ほど、舗装道路を横切って、物見山の登り口。 牧場の鉄条網を脇に、登っていくこと、10分ほど。 |
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山頂には電波塔。 これだけ道路が出来てしまうと、山というより、ハイキングコースになってしまったような!! |
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帰りも、何度か舗装道路を横切って、香坂峠を目指す。 香坂峠から、やっと旧道。 神津牧場まで50分。 神津牧場に着くと、観光客の世界で、我々もソフトクリームを食べて、帰途に着いた。 |
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大屋山 | H22.5.14 |
黒滝山に登ったが、10時には下山したので、下底瀬から山仲を目指し、大屋山を登ることにした。 山仲の集落を通り越すと、左側に「大屋山へ」と書いた標識と駐車場がある。 モノレールの線路が続いていて、それに沿って沢を登っていく。 |
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最初に出会った舗装道路から、また山道に入る。 沢の左岸を登るべきだったのだが、間違えて右岸を登ってしまった!! 正しくは、沢を横切って黄色いタンクを目指すと、そこからしっかりとした道が続いている。 右岸の道をたどると、そのうちに道がなくなり、砂防ダムが出来ている付近から、さらに上に見える舗装道路のガードレールを目指し直登。 |
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最後の廃屋、石井さんのお宅の庭から、登山道が続いている。 知っていれば、ここまで車で来て、石井さん宅の庭に車を置かせてもらったのに(グスン) |
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石井さんのお宅の畑を横切って、萱の畑をに入る。 そこからまた、印がわからなくなって、歩きやすそうな萱畑の右側を行くと、また道がわからなくなった。 ヒノキと杉の急な斜面の林を直登。 尾根道に出会ったときはへとへとだった。 正しくは萱畑の左寄りから杉林に入るべきだった!! |
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大屋山は、見晴しの悪い狭いスペース。 10分ほど歩いて、西峰まで・・・ |
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西峰からは、近辺の山が見はらせ、風も涼しく快適な場所だった! 予定では登り1時間半、下り1時間くらいだったが、10時半から登りだして車に戻ったのは2時半。 都合4時間もかかってしまった。 山を甘く見てはいけないね! |
パートナーの先輩が、隣町に住んでいる。 日光白根のお誘いが来た。
朝待ち合わせ、菅沼登山口8時到着 登山口のあたりは、少し色づいているが、紅葉はまだまだ!! |
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期待して歩いて行くと、だんだん裸木が・・・ 先週の台風のため、紅葉した葉は、落ちてしまったようだ! |
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最初の1時間ほどは、なかなかきつい道が続く! |
1時間半ほどで弥陀が池。 山頂が見えた!! 以前冬来た時は、反対側からだったので、山頂が3つに分かれて見えたが、こちらからだと、 もこっとした塊に見える。 |
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池からの登りは、溶岩がごろごろ。 |
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最後の急な登り! 見上げてみなくては、先が見えない!! |
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登るにつれ、脇の木には霧氷!! 紅葉を期待してきたのに、ここは一足飛びに冬に、なっている!! |
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尾根に飛び出すと、ロープウェー側から登ってきた人たちとの合流で、大混雑! 先の方には中禅寺湖が見えている。 |
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結局10時半着。 登山口からは2時間半。 山頂は大混雑なので、記念写真は取りやめ。 |
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五色沼の方に降りて、昼食。 黄色く残っているのは、カラマツだった。 |
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帰りは、尾瀬からの車も途中から合流するので、渋滞! しかし、地元の先輩の指示通り、抜け道を通ってすいすい帰った!! |
群馬県の北の方に異様な山容を持つ妙義山。上毛三山の一つ。 高さこそないが、岩場の多いなかなか大変な山。 これから、折にふれ、登ってみたいと思っています。 |
石門めぐり | 2009.8.13 |
まずは、一番簡単そうな石門めぐり。 中之岳神社の県営無料駐車場に車を停め、車道を引き返す。 管理事務所前の登山道から石門を順番に |
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すぐに「カニのこてしらべ」 本当に小手調べ程度の小さな岩。 ステップもしっかり刻んであるので、安心する。 |
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第一石門 見上げるほどの大きな石門!! 紅葉の時期は、ここが良いビューポイントになりそう。 石門をくぐったところに、あるおばあちゃんのレリーフがある。 この土地は彼女の持ち物であったのだが、県に寄付したことにより、県立公園になったらしい。 |
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第2石門が見えてくる。 ここを直登するのかと思ったら、道は左に回り込んでいる。 |
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返しは「カニの横ばい」 どこかで聞いたような?? ステップは切れているので、鎖をしっかり持てば大丈夫。 |
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カニの横ばいが終わると、「たてばり」 距離は短いが、足が入らず、苦労する。 |
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たてばりで第2石門を抜けると、そこは突然の下り! 「つるべ下がり」と名前が付いている。 つるべ落としじゃないの?などと呟きながら 鎖を信じて、ステップを慎重に探しながら、ゆっくりと下りる。 足の短い私にとっては、時折 「足がない、足がない・・・」 と、ステップを探し回ることもしょっちゅう!! |
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つるべ下がりを下り、片手下がりを下ると、下から岩場をカットした道と合流する。 その上が第3石門と第4石門の分岐 第3石門は、先が谷になっているせいか、写真にとっても先が暗いので、よくわからない。 また、その先立入禁止なので、まぁ、石門になっているね・・・という程度。 |
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第4石門は、大きさと云い、石門越しに大砲石や、天狗の評定が見えるというロケーションで、この石門めぐり一番のハイライト! 東屋もあり、観光客もたくさん来ている。 |
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大砲岩を脇から撮りたかったけど、ちょっと苦しい?? | |
見晴らし台より、松井田町 左端が大砲岩 |
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中之岳神社は、急な階段の上 | |
下には大黒天を祭る大国主命神社がある。 | |
だから・・・でしょうか?? 大きな金色の大黒様がいました。 20数メートル、30メートル弱・・・ということは、 あの聳え立つ岩峰も、300メートルない・・・ということ・・・ですねぇ!! |
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