竹の採取

竹が休眠期に入るのは、紅葉が終わるころ。
秋になると竹を切らせて下さる竹山を探します。


今年(h16)は、串良の、私たちの会の会長の従兄弟さんのお宅の竹山に出かけました。

ここは真竹(唐竹)がうっそうと生えてました。
緑色の鮮やかなものは、今年の竹。節の周りの白がなくなり、少し汚れて見えるのが、3年物のちょうど細工に適したもの。

2年物など若い竹は、巻きひごなどには適していますが、煮て白抜きするにはやわらかすぎて不適です。
若い竹は、内側も真っ白。

これが、象牙色にうっすらと色付いているのが、細工に適する3年もの。
節の下を切っていきます。

下できると、切り終わっても、倒れることなく、持ち上げてずらして倒すことができます。
切った竹は、私たちの釜が、2m40cmなのでその長さに切った尺竹に合わせ、切ります。

節の間で切ると無駄が出るので、考えながら切っていきます。

とか、言っても、結構不ぞろいですねえ!!
日陰に置いて、来週の煮る日を待ちます。

14人分なので、100本ほど。
今年は少し少なめです。
真竹の次は、孟宗竹。

同じ日に切ってしまおうと、私たちが、会合に使っている公民館のほんの近所のお宅へ。


孟宗竹は、真竹と違って、節も短いし、節の上が平らです。

細工は、し難いのですが、肉厚なので、身がたくさん取れるため、「バラ」に使ったり、
硬いので、大根卸しや、縁竹、力竹に使います。

孟宗の竹林の中の倒木にキクラゲ発見!!
孟宗竹といっしょに、竹箒の材料を積み込んでいる人も・・・

そういえばもう年末。
大掃除のためでしょうか?